このたび、2019年秋よりこどものバレーボールクラブを始めました!
・月に3~4回
・毎週日曜日
17:45~19:45(20:00) バレーボール
↓参加自由で
17:15~17:45 ALL SPORTS LABO
(バスケ、野球、サッカー、体操、コーディネーショントレーニングなど様々なスポーツを体験)
・場所 日野市立潤徳小学校 ほか
・対象年齢 年長さん以上~中学生
目的の第一を勝ち負けにせず、こどもたちひとりひとりの人間的成長としあわせを願うバレーボールクラブです。
なので、基本的に試合や大会には出ません。
〇勝つことに偏り失うもの
部活やクラブチームの目的・目標は「勝つこと」。多くのチームが、勝つために練習に励んでいます。
もちろん、試合の楽しさ、勝つことの喜び、負けた悔しさからがむしゃらに練習するガッツ、スポーツにはそんな醍醐味があります。
けれど、これはいつもレギュラーの立場です。
6人制のバレーボールには、レギュラーに選ばれない子たちがいて、ボールを拾い、声をだし、応援するというベンチの仲間たちがいるのです。
この立場にも、この立場でしか学べない大切な学びはありますが…
一生で一番運動神経が発達する小学生のゴールデンエイジに、練習をせずに人の為だけにボールを拾っているなんてもったいなさすぎる。
それに、心も「ぼくは運動苦手だし」「私はあの子より下手だから・・・」と人と比較して、自信をなくしてしまう体験は、小学生にはまだ早すぎるとおもうのです。
努力したプロセスより、結果の出せる子、試合で勝てる子が選ばれる。
勝てば褒められ、負ければ怒られる
試合に負けたり、結果が出せないと、ワンマンレシーブが始まり、時に暴言、暴力にまで及ぶこともある
週のほとんどが練習、早朝から夜まで続く練習、
一日でも休むとレギュラーをはずされてしまうという恐怖から練習をやすむことができない小学生。
監督コーチが怖くて、自分らしさが出せず縮こまってしまい・・・
小学生時代で燃え尽きて、中学校でバレーボールをやめてしまう子もたくさんいます。
小学校のスポ小も、中高の部活動もレベルが高ければ高いほど、こんな世界が今も色濃く残っているバレーボールや、そしてスポーツ界です。
スポーツが大好きで、体育会系の大学を出て、体育の教員にまでなり、酸いも甘いも見てきたからこそ、
スポーツの魅力と、そして同時にスポーツの「落とし穴」が見えてきます。
全国大会を目指し、オリンピックに出たい!
だから、ほかのすべてを削ってでもバレーボール(スポーツ)に明け暮れたい!
そんな夢もとってもすてきです。めちゃくちゃ、かっこいい!
そして同時に、
全国大会やオリンピックを目指すわけではないけれど、バレーボール(スポーツ)をしたい!
旅行に行ったり、ほかの習い事や体験もしながら、でも体を動かしたり、仲間とスポーツをしたりもしたい。
そんなスポーツの在り方も「堂々と」あっていい。
いろんな考え方があり、
そしていろんな価値観で、いろんな参加の仕方があって、いろんな生き方があっていい。
というわけで、
わたしは、バレーボールをメインに、いろんな球技スポーツを楽しみながら、人生の幸せのエッセンスをちょっと豊かにするバレーボールクラブを目指します。
特に小学生のうちは、いろんな体験をしながら、でもバレーボールを通して、体を動かす楽しさや、仲間とおおはしゃぎして喜ぶ幸せを感じてほしい。
こどもたちが笑顔になるよう「その気」にさせて、
友達とボールを追いかける楽しさ、バレーボール自体の楽しさを感じ取ってもらえたらと思っています。
私が中学校教員でバレーボール部の監督をしていた時に、草野健次先生の自然体バレー塾に出会いました。
私は小学生の時から大学2年までバレーボール漬けの毎日。
大学もインカレで優勝するようなチームで本格的にやっていましたが、
自然体バレー塾に出会ったときの頭を勝ち割られたような衝撃は今でも忘れられません。
信じて疑わなかったバレーボールの指導法
「内股でつま先で低くかまえろ~」「スパイクは手を思いきりきれ~」「力いっぱいボールをたたけ~」
といった昔から続くバレーの指導法をちゃぶ台をひっくり返すかのように否定するものだったのです。
「こどもができていないところは指導者の力不足や!」「厳しく叱らないとこどもが言うこと聞かないという指導者は、
こどもとの信頼関係がないからや!」「指導者は人を磨け!」と耳が痛くなることもたくさん。
すべては、子どもたち一人一人の命の尊厳を大切にし、幸せに生きていってほしいという願いから、
故障せずに、心をつぶさすに、自信をもって巣立っていくこどもたちのために、
科学的に心理学的に哲学的に作られたものです。
できないところを指摘するのではなく、バレーの基本的な動きがいつのまにか「できちゃう」ようにつくられたダンスや、
初心者でもベテランでも同じように練習できる解剖学的な体の研究から緻密につくられたスモールステップのドリル式の練習方法。
草野先生ご自身が日々研究し続け、日々進化している指導法は、とにかくおもしろく、科学的で説得力があります。
□幼児、小学生で、バレーボールをやってみたい
□体づくりのために、楽しく体を動かしてたい
□運動神経が悪いと自信をなくしているけれど、基礎からもう一度スポーツに挑戦してみたい
□ハイキューが大好き!
□本格的にスポーツに打ち込むのは中学生からでいい。小学生のうちから、毎週土日練習とならずに、家族の時間を大切にしたい。
□とにかく恥ずかしがり、慎重で、不安からスポーツの習い事をしたことがない
□チーム競技で、仲間と一緒に運動をする楽しさを体感したい
□学校以外に、こどもの居場所となる場所がほしい
□バレーボールは習っているが、体のつくりや体の使い方をきちんと勉強して、バレーボールの基礎をつくりたい
□自然体バレーを学び、フォームを整え、うまくなりたい
すてきなご縁をお待ちしております
主宰 結間 ちひろ